新潟県小千谷市・魚沼市の自社農園で有機認証を取得し春撒きの早生品種(北早生そば)約30ヘクタールと夏撒きの(とよむすめ)約30ヘクタール(北魚沼では唯一の在来品種、堀之内在来)約10ヘクヘクタール合計70ヘクタールを有機栽培しております。
栽培のポイント
- 当社では、除草に農薬を使用しない為プラウを使用し土を反転することで雑草を抑制しながら栽培しています。また、そばは水分量の高い土壌では良い品質では生産が難しい為、中山間地(標高300メートル程度)の水はけの良い圃場で栽培しています。
- 毎年土壌分析を行い最適な方法で有機土壌づくりを行っています。
- 当社が栽培している圃場はほとんどの圃場で遊休農地として耕作放棄された圃場を再生し利用しております。
- そばは他家受粉の為、圃場に蜜蜂を放すことで実の付きが良くなり収穫増につながります。
年間スケジュール
5月 土壌分析・プラウ耕・肥料散布・夏そば播種・蜜蜂巣箱設置
6月 夏そば開花
7月 夏そば収穫・秋そば播種準備
8月 秋そば播種・夏そば石臼挽そば粉販売開始
9月 秋そば開花
10月 秋そば収穫
11月 秋そば石臼挽きそば粉販売開始
そば粉の製造工程
収穫した玄そばは、粗ごみを取り、水分調整、石抜き、磨き作業後、検査場で検査を行い等級が決まります。弊社ではすべて1等の玄そばを使用しています。
検査後、粒形選別を行い脱皮(丸抜き)を行います。
脱皮した丸抜は石臼挽(鳥海石)きを行います。
弊社では栄養価の高い丸抜きの外側(甘皮)を98%以上挽きこむ全粒粉を使用することで香り高くしっとりとしたそば粉を製造しています